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アスリート出身のビジネスパーソンに聞く Vol.1

2019.1.21

 

アスリートのセカンドキャリアを応援する「名蹴会セカチャレ」。ということで、アスリート出身のビジネスパーソンにお話をお聞きすることにしました。第一回はライフプランナーとして活躍する阿部さんにご協力いただきました。

 

野球少年。そして甲子園出場へ。

−−−−−まずは競技歴から教えてください。野球をやっていたそうですね。

阿部:そうですね。小学校1年生から少年野球をはじめました。典型的な野球少年でしたね(笑)中学3年生までは軟式野球部に所属。その後、前橋商業に進学し野球部に所属しました。

−−−−−甲子園に出場されたとか。

阿部:はい。高校2年生の春と高校3年生の夏の大会で甲子園に出場しました。その後も野球は続けたいと考え、現在に至るまで地元のクラブチームで野球を続けています。

−−−−−現在の職場は、新卒でご入社されたのでしょうか?

阿部:そうじゃないんです。高校卒業した時に就職したのが地元の大手商社。水道設備や空調設備を法人に販売する営業職として働いていました。商談相手は主に地元企業の社長。子どものころから野球をやっていて目上の方に対するマナーや礼儀は身につけていたので、多くの社長に大変かわいがっていただきました。

 

プロスポーツの世界に近い仕事

−−−−−早速、野球経験が役立ったわけですね。何か、その後、転職のきっかけがあったのでしょうか。

阿部:当時の営業成績はトップラクスで充実していたので特に転職は考えていませんでした。でも、ある時高校の野球部のチームメイトだった斎藤と話す機会があったんです。彼は一足先にソニー生命で働いていたのですが、彼から「ライフプランナーはプロスポーツの世界に近い仕事」という言葉を聞いたんです。

−−−−−それで興味を持たれた?

阿部:ええ。もともと子どもの頃の夢はプロ野球選手。ビジネスにおいても、そんな世界があるのかと半信半疑だったのですが、まずは話を聞いてみようと人を紹介していただきました。それが現在の私の営業所の所長である藤田所長です。感銘を受けましたね。これこそが私のやりたかった仕事だと確信しました。初回の1時間のオリエンテーションで、まさかそこまでの気持ちになるとは思わなかったので自分としても驚きましたが(笑)実はそれまで転職のお誘いを何度かいただいたのですが全てお断りしていました。しかし、このライフプランナーへの挑戦は、単なる転職ではなく自分の理想とする生き方の実現と感じることができたのです。

−−−−−実際に転職されていかがでしょうか。

阿部:ライフプランナーの仕事は生命保険のコンサルティング。お客様の金融コンサルティングの全てを担います。社会保障や年金制度だけでは安心という時代ではなくなりつつある今だからこそ、その必要性は大きくなっていることを感じています。ライフプランナーは会社都合の異動や転勤がありませんので一生涯そのお客様とお付き合いし、人生を伴走することが可能です。私自身、このライフプランナー制度に大きな魅力を感じますし、お客様からも『今後もずっと担当でいてください』、『息子や娘のコンサルティングもお願いします』という言葉を頂けることが何よりも嬉しく感じます。大きな責任を担う仕事ではありますが、その反面大きなやりがいを感じ、それが私の日々の原動力になっています。

 

鍛えられた行動力とメンタルタフネス

−−−−−アスリートとしての経験が活かせていると感じることはありますか。

阿部:大きく2つあると思います。一つは行動力やフットワークの軽さ。お客様や所長から褒められることが多いですね。スポーツの世界は瞬時の判断の連続ですので、そこはアスリート時代の経験が大いに活きる点だと思います。もう一つは、メンタル的な強さ。高校野球時代に辛い練習や悔しい思いをたくさんしたこともあり、今の仕事に辛さは全く感じません。成長しているということはプレッシャーがかかって当然だと考えられるのも、スポーツを通じての成功体験と失敗体験があってこそのものだと考えています。

−−−−−最後に阿部さんと同じようにアスリートからビジネスの世界へ飛び込もうとしている方へのメッセージをお願いします。

阿部:私の周りにも競技をずっとやって来られて一般企業へ就職する方がいます。その際に自分には『社会人経験もないし何も出来ない』といったような0からのスタートという考えをもっている方が多いのですが、実際はそんなことはありません。アスリートは、普通では味わえないことを数多く経験してきているからです。敗北の挫折。そこからの挑戦。そして成功体験。競技を通じて経験した成功までのプロセスをビジネスの世界で同様にやればいいだけです。またアスリートの目的達成意識は一般の人とは段違いだと思います。そこに気が付いていない方が多いのですが、それはアスリートの周りはアスリートだからです。それを私は野球を通じて学びましたが競技が変わっても特に違いは何もないと思います。また、貢献にも違いはありません。スポーツではチームに貢献すること、プレーを通じてファンを喜ばせることが出来ます。一方でビジネスの世界でも組織に貢献すること、自身の知識・サービス・人脈を用いてお客様に喜んでもらうことが出来ます。次のステージでもアスリート時代と同様の本気度で努力をすれば間違いなく成功が出来ると思います。私も過去の自分に負けないように努力をしていき、お客様に貢献し続けたいと考えています。

【プロフィール】
阿部 力哉(アベ リキヤ)
1992年 群馬県前橋市生まれ
甲子園ではチームを牽引するピッチャーとして活躍。
現在でも、球速は140km/hを超える。

 


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